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@ネタバレ注意 ⇒ドラえもんのび太のBIOHAZARD:登場人物 ジャイアン…イーグルを扱う頼れる男。 スネオ…お坊ちゃま。コンピューターに強い。 しずかちゃん…銃を使いこなす凛々しい女。 出来杉…天才小学生とは彼の事を言う。 ドラえもん…謎の多いロボット。 健治…ピアノが上手。素直ではないが、優しい男。 太郎…小学校1年生。小さいながらも強い精神を持つ男。 金田…町内会長。妻と娘を失ったショックは大きいようだ。 聖奈…生徒会長。治療を得意とする。 安雄…バイオゲラスによって大怪我をする。 はる夫…坑道にて誰かに撃たれて重症を負う。
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前へ 「大丈夫か、のび太ぁ!?」 ジャイアンとスネオが暗い制御室に入ってくる。 「ナナシ! 今度こそは負けないぞ、ハクタイでの怨み……」 「待てスネオ……様子がおかしい、まさかとは思うが……のび太、お前?」 「……うん、勝ったよ。一応はね」 ―――― あの瞬間、ラグラージが攻撃していればカイリューだけではなくのび太にまで攻撃が加わる。 それが分かった時、背筋を冷たいの風が撫でた。 叫んだら負ける。それが分かっていたのになぜか叫んだ。 無意識にこう叫んだ。 『やめろ、ラグラージ!!』 俺の指示を聞き、やがて減速し、その場に留まるラグラージ。 まるでその指示が出るのが分かっていたように――― そして、体勢を立て直したカイリューの攻撃がラグラージを襲い ラグラージは静かにその場に横たわった。 オレガマケタ――? これでは指令を……ギンガ団の野望を果たすことができないじゃないか。 嘘だ……嘘だ……嘘だっ! 脱力し、その場に座り込む。仮面が乾いた音をたてて顔から剥がれ落ちる。 もう終わりだ……俺の人生も……なにもかも…… 「ナナシ君……」 のび太が俺の元にやってくる。 「…………」 「ラグラージを……ボールに戻してあげたら?いつまでも放置されてたら可哀想だよ」 そう言われラグラージをボールに戻す。 「今の勝負……確かに形式上は僕の勝ちだったけど、実際は僕が負けていた ナナシ君があの時攻撃をやめてくれたから、僕は勝てたんだ もし攻撃が続行されてたら……きっと僕は大怪我を負ってただろうね」 『……それでも駄目なんだよ、こんなところで負けたらもう終わりなんだよ! もう後戻りはできないんだよ! だから―――』 『そんなことないよ!!』 俺の声をのび太の叫びが掻き消す。 『君はまだポケモンや人に対する優しさが残ってるじゃないか! 実はキッサキジムで君の戦いを見てたんだ…… あの時君はまだ戦えるルカリオを戻したよね? 波動弾でマンムーを攻撃すれば、かなりのダメージを与えられたのに…… ナナシ君は勝利よりも、ポケモンの安全を優先した それに、さっきだって攻撃をやめたのは僕を思ってでしょ? 他の団員や幹部達とは違う! だからまだやり直せるんだ!』 「でも俺はギンガ団総裁アカギの息子なんだよ……次期総裁になるかもしれないんだよ……」 「まだ……『次期』総裁になる『かも』しれないでしょ? それに僕はそんなの気にしないから」 のび太が僅かに屈み、俺の顔をみつめる。 「だからさ……僕らと一緒に来ない?」 俺の方に手が伸びてくる。それは力弱く小さな手。 その手を見た途端、目からは温かい物が零れ落ちる。 ―――そして、俺はその手を握り立ち上がった。 ナナシ ルカリオLv51、クロバットLv47、ロトムLv45、 ラグラージLv48、グレイシアLv45 のび太 カイリューLv55、ライチュウ、Lv47、アゲハントLv41、 ムウマージLv42、エテボースLv44 「のび太、このカードを使ってアグノム達を解放してやってくれ」 そう言って自分のカードキーを渡す。受け取ったのび太は『分かった』と言いカプセルの方へ駆けていった。 さて……俺も一仕事やるか。 制御室のPCを起動させる。これでワープパネルのロックを解除するつもりだ。 「おい、ナナシ!」 名前を呼ばれ後ろを振り向く。そこにはジャイアンとスネオが居た。 「俺たちは何すりゃいいんだよ、ずっと待ってるなんてごめんだぜ!」 「えーと……そうだ、この部屋の隣にアイテム貯蔵庫があるから 使えそうなアイテムをたくさん持ってきてくれ」 「おぉ、任せろ! さぁ行くぞ、スネオ」 スネオは返事をせず、俯いたままだ。 「なにやってんだよスネオ、早くしろよ!」 「……今だけは強力してやる、だがこれが終わったら―――」 「なに昔のことをグダグダ言ってんだよ! これだからお前は……」 「分かってるさ、俺は責任を取らなければならない。それは理解している」 「そ、そうか……じゃあ行ってくるぜ!」 「あ…ちょっと待ってくれ」 俺が呼び止めるとジャイアンは振り向く。 「静香はどうしたんだ? ダークライの時は居たのに」 「あぁ……それがなな、ここに来る直前に突然倒れちまったんだ。」 突然倒れる? 確かキッサキシティに居たときもそんなこと言ってたよな…… なんか嫌な感じがする。だがギンガ団内ではそんなこと聞いたこと無い。 その後ジャイアンは走り去っていった。まだ謎が多いな…… 「アグノム達を解放してきたよ! 三匹とも出してあげたらどこかに行っちゃったけど……」 「そうか、ありがとう。こっちももうすぐ……できた!」 ワープパネルのロックを解除できた。これでワープパネルを永続的に使用できる。 「こっちも持てる限りの荷物は持ったぜ!」 ジャイアンとスネオが、両手にたくさんの道具を抱えて部屋の中に入る。 「準備は整ったな……そこのワープパネルを経由していけばテンガン山へ行ける ポケモンを回復させたら向かおう、回復装置ならそこにある」 のび太達は回復装置のところに並んでいる。順番で揉めている様だ。 俺は皆が終わったら――― 「きゃううん」 「うわぁ!?」 突然目の前に現れた生物に腰を抜かして、椅子から転げ落ちる。 こいつは……捕らえられていた伝説のポケモンの一体のエムリットだ。 やばい、俺に対して怒ってるのかもしれない。 「ごめん、俺達が君らにやってはいけないことをやってしまったのは分かってる でも俺はそれを償いたい、だから許してくれ、頼む」 頭を下げる。しかしエムリットは聞いていなかったみたいだ。 ……しょうがないか。謝罪する気持ちがあるなら態度で示すしかない。 俺は立ち上がり、回復装置の方へと歩いていった。 ……がエムリットは俺から離れようとしない。ずっと顔の周りを浮遊している。 まさかとは思うが……俺に付いて行きたいのか? よく分からんが危害を加えているわけでも無いし、そのままにしておこう。 手持ちの五体のポケモンを全て回復させる。これで全ての準備が整った。 「そろそろ行こう、早くしないと伝説のポケモン達が捕らえられて―――」 「まさかあなただったとはね、のび太君の言っていた新しい仲間って」 背後から発せられる声に反応し、振り向く。 そこに居たのは、かつて俺を二度も敗北に陥れた人間、シロナだ。 「………」 「深くは問わないわ。心を入れ替えて仲間になってくれたんですもの。喜んで歓迎するわ」 シロナはニコッと微笑む。それを見て俺は視線をワープパネルに向けた。 「よし! それじゃぁ行くぞ!」 ジャイアンの大声と共にワープパネルへと突撃した。 ――隠し部屋 陽光が全く射さない薄暗い部屋。壊れかけの電灯一つだけが部屋を照らしている。 「汚ねぇ部屋だな……あのドアがテンガン山に続いているのか?」 ジャイアンの指差す先には、壁にはめ込まれたような扉がある。 「そうみたいだな、おそらく進んだ先はもうテンガン山だ」 「ギンガ団の技術がここまで進んでいたなんて……想定外だわ」 「それじゃあ開けるぞ! 皆突撃だぁ!」 ジャイアンが扉を開けると共に入っていく。それにスネオ、シロナと続いた。 よし俺も……ん? 「なにやってるんだよ。のび太? さっさと行くぞ」 「あ…うん、分かってる」 のび太は扉を凝視しながら潜っていった。最後に俺が入る。 あの扉になにかあったんだろうか……? ―――テンガン山麓 周囲には数十人の団員が居る。ここの警備を任されていたのか。 「なんやお前ら!? ワイらに逆らうって言うのなら容赦せぇへんぞ!!」 「ここは私に任せてちょうだい、あなたたちは先に行って」 「分かりました、シロナさん」 のび太達はそう言うと入り口に入っていった。 「そうはさせへんで! 行け、ズガイドス!」 「ヒョヒョヒョ、行けぇドクケイル!」 ズガイドスとドクケイル、他にも数十体のポケモンが姿を表す 「行きなさい……マニューラ、ミロカロス!」 ―――テンガン山中腹 「シロナさん大丈夫かな、ジャイアン?」 「安心しろ、シロナの姉ちゃんは強い。あんな雑魚共には負けたりはしないさ」 「そうだよ、それよりこっちの心配をした方がいい。ホラ、また来たよ!」 俺たちの行く末を塞ぐのは、やはり数人の団員。 「死ねェ~」「餓鬼ごときにやられる俺様じゃないぜぇ!」 それぞれ叫びながらポケモンを繰り出す。 「雑魚に用は無ぇんだよ! 地震だ、ドダイトス!」 ジャイアンの出したドダイトスの一撃で、団員達のポケモンは全滅する。 「ま、待て! 俺の出世……」 「うるさい、寝てろ」 クロバットに催眠術を命じる。それが命中した団員達は次々と倒れていった。 「ハァ……ハァ……もうそろそろ頂上かな?」 息が切れているのび太。合計で五十人以上は団員を倒してきたな。 だがある一定を登りきってから、急に団員の姿が見えなくなった。 そして、この空間だけはやけに他よりも広い。これは…… 「やはりお前らだったか、我々に逆らう愚かな奴らは」 チッ……やはりか。 岩場の影から出てきたのは、マーズ、ジュピター、サターンの三人。 「エイチ湖では色々お世話になったわね」 「あたしもあのせこそうな子とは何度か会ったわね、不愉快なことに」 マーズ、ジュピターが二人を挑発する。二人の顔には苛立ちの表情が見える。 「……まさかお前がギンガ団を裏切って向こうについているとはな。ナナシ」 サターンがこちらを睨んでくる。俺は目を逸らさず睨み返した。 するとサターンは自ら目を逸らし、優越感に浸ったような表情を見せる。 「餓鬼にはアカギ様の理想など理解できるはずもないってことか……」 言いたい放題言ってくれる。ここでケリをつけてやる。 俺がボールを構えると、のび太が手を伸ばし静止した。 「ここは僕らが食い止めるよ、だからナナシ君は先に進むんだ」 そう言い、のび太は宙にボールを放り投げた。 それに合わせ、他の人間も次々とモンスターボールを投げる。 「僕らは負けない、だから進むんだ!」 一瞬戸惑ったが、のび太の言葉を信じ、俺は前へと進んだ。 段々と登る感覚が短くなっていく。そろそろ頂上につくか? 周囲には誰も居ない。肌を襲う寒さと、土臭さ そして、下の階層から発せられる爆音が周囲を包んでいる。 のび太達が心配になるが、あの言葉を思い出し目線を前へと戻す。 段々と山内に明かりを感じるようになる。もうすぐ頂上だ。 ……ついに着いた。心臓の鼓動がこれ以上に無いというほど早い感覚で刻まれている。 足が震える。頭が痛い。 もう頂上は目と鼻の先だ、落ち着け。 怖いのか?いや怖くなんかは―――怖い。 もしかしたら殺されてしまうかもしれない。駄目だ、前へ進めない。 しゃがみ込む。俺は……ここまでなのか? 動け、震えるな、立ち上がれ俺の足。 体中の汗がどんどんと冷えていく。誰か……俺はどうすればいいんだ? 恐怖で目の前が真っ暗になったその時、エムリットが俺の目前に現れる。 ……俺を助けてくれるのか?……そんなわけ無いか。 分かっている。俺自信で前に進まなければいけないことを。 自分自身の行動にけじめをつけ、皆へ謝罪の気持ちを示す。 だけど勇気が足りない……だから俺の傍に居てくれ。 そう心の中で念じていると、エムリットは笑顔を浮かべ、縦に首を振った。 「ありがとう、それじゃあ着いてきてくれ……行くぞ!」 俺は立ち上がり、光の射す出口へ歩み始めた。 ナナシ ルカリオLv52、クロバットLv49、ロトムLv47、 ラグラージLv50、グレイシアLv48 ―――槍の柱 驚くほどに静かな空間、神秘的という言葉が最も似合っている。 そして、その空間の中心に立ちはだかっている男が一人―――俺の父親、アカギだ。 「いいところに来たな……今これから二体のポケモンの封印を解く ついに『私の』野望が叶うのだよ、その瞬間を一緒に見物しようではないか」 「…………」 「エムリットたちを開放したのか? まぁいい、既に赤い鎖は完成している」 「…………」 「……フン、今から封印を解くからそこで見てろ」 父さんは金剛玉と白玉を取り出し、天に掲げる。 「これで私の世界は―――」 「ルカリオ、神速だ!」 ボールを投げルカリオを出す、そして父さんに体当たりを食らわした。 それが命中した父さんは、短い悲鳴を上げ倒れこんだ。 「グッ……ナナシ…貴様、まさか…」 ゆっくりと立ち上がり、落とした二つの宝玉を拾う。そしてこちらを睨みつける。 「分かっているのか!? ギンガ団を裏切ったらお前と言えど生かしてはおかんぞぉ!」 大声で怒鳴る、その姿を見て足が竦む。だが立ち止まるわけにはいかない。 『どいつだ! 誰に唆されたッ!? シロナか!? それとも餓鬼共か!? 答えろぉ!!』 その姿からは狂気すら感じられる。今までは見たことの無いような形相だ。 『……誰でもない、俺自身で決めたんだ!』 「なん……だと? どういうことだ? 説明しろっ!」 不意を突かれた。そういう表情をしている。 「確かにきっかけを作ったのはのび太たちだ……だけどな…… 人のポケモンを殺したり、目的のために環境や生態系を破壊したり…… 俺はそんなこと望んでいない! 昔言ってたよな? 『私は誰もが安心して暮らせる世界を作る』って! だがな…そんなことをしている時点で、誰もが安心して暮らせる世界なんてできやしないんだ!」 今までシンオウを旅して心の隅に追いやっていた気持ちを吐き出す。 今の俺なら、シロナに言われたあの言葉『今のあなたじゃ私に勝つことなんてできない』の意味が分かるかもしれない。 「それが旅をして出たお前の結論か……どこで道を踏み違えた? ここまで完璧だった、なぜだ……なぜだぁああぁあぁぁああぁああ!!?」 頭を抱え発狂したように叫ぶ。もう迷わない。 『今ここに宣言する……俺はギンガ団を退団する!!』 『今ここに宣言する……俺はギンガ団を退団する!!』 言ってしまった。だが後悔はしていない。 これは俺が選択した道だ。その道を最後まで突き進む。 「くくく……封印を解くまえに一つやらねばならないことがあるようだな 裏切り者の粛清……この場で貴様を抹殺してやるっ!」 ついに来る。俺はモンスターボールを構えた。 「なにか勘違いしてるようだな…私はポケモンを使って貴様を抹殺などしない これで貴様の仲間諸共消し飛ばしてくれるわ!」 いつの間にか、その右手にはスイッチの様な物が握られていた。 思わず背筋が凍る。まさか―――!? 『死ねェェェェェェーーーーー』 スイッチを押す。すると巨大な爆音と同時に地面が振動する。 反射的に下を向く。 「な…なんてことを……」 「万が一のために爆弾をセットしておいたが、こんなに上手く使用できるとはな…… このまま山諸共崩れ去るがいいわ、ハハハハハハハハハハハハハハハハ」 父さんはドンカラスを出し、この場から飛び去っていった。 「くそっ……」 元来た道を戻り全力疾走する。辺りには瓦礫や岩が散乱している。 走る、走る。体が悲鳴を上げているがそれどころではない。 このままでは死んでしまう……皆が! 前にはまた障害物、それは炎に包まれている。 それをグレイシアが氷結させ、破壊する。 もう何度同じ行動を繰り返しただろうか―? 一向に辿り着かない。自分がどれだけ長い道のりを走ったか改めて感じさせられる。 ついに体力が限界となり、地面に片足立てて座り込んでしまった。 『くそぉ! 俺たちをここから出しやがれ!』 これはジャイアンの声? 割と近くから聞こえた。 痛む足を立て、三度全力疾走をする。 すると、すぐにのび太たちと別れた場所が視界に入ってきた。 「ハァ…ハァ…大丈夫か!?」 のび太達の前に姿を見せる。そこにはもうギンガ団三幹部は居なかった。 「とりあえずはな……だがかなりヤバい事態だ」 そう言われ、入り口にある大量の岩に目をやる。 そう、この空間は大量の岩に塞がれ、脱出することができなくなっているのだ。 「下手に崩すとその空間自体が崩壊するかもしれない、だから……」 思わず目を逸らす、こんな時にも俺は役に立てないのか……? 「おい…『あの作戦』は成功したか?」 スネオが俺の前に現れる。 「あぁ…お前のカクレオンのおかげだよ、二つの宝玉を奪えた」 リュックの中から二つの宝玉を取り出し、皆に見せる。 先ほど対峙しているときに、景色に溶け込んだカクレオンを父さんに近づかせ 『泥棒』を使い宝玉を奪わせていたのだ。 「これで奴らの野望はなんとか阻止できたな、だがここから脱出できなきゃ僕達も……」 ここは時期に崩壊するだろう。長居することはできない。 「そういえばギンガ団の幹部たちは?」 「爆発があった直後、フーディンのテレポートで脱出してったぜ…」 テレポートか……最初からそれが使えたら苦労しないんだが テレポートが使えるポケモンは、誰も持ってないんだよな。 頭を抱えようとすると、ジャイアンがぼそっと呟く。 「なぁ……そこの岩を破壊してくれないか?」 「なぁジャイアン、破壊したら……分かってるのか?」 静かに…ゆっくりと発言する。 「分かってるさ、だがここを突破しなけりゃ何も出来ない どっちみち時間がくればここは崩壊しちまうんだ」 ……確かにそうだ。今も微弱な揺れと音が俺たちを襲っている。 「誰かの助けを待つなんて甘いことは言ってられねぇ……俺たち自身でここを脱出しよう だが俺たちのポケモンは幹部との戦いで敗れたり、火を消したりして 皆もう動けねぇんだ……死ぬのを待つくらいなら先に進んだ方がマシだ それに誰もお前を恨んだりなんかしねぇ……だから頼む!」 ジャイアンが頭を下げる。それもさっきまで敵だった人間に。 「……分かった、行け、ルカリオ、ラグラージ!」 俺のポケモンの中でも、とくに攻撃力の高い二体を選択する。 「あの岩を破壊するんだ、ルカリオは波動弾、ラグラージは冷凍パンチ!」 俺の指示を受けた二体は岩に攻撃を仕掛ける。 揺れがどんどんと激しくなっていき、恐怖心を煽られるが、もうやるしかない。 「二体を援護しろ! クロバット、ロトム、グレイシア!」 俺は全てのポケモンを出し、岩を攻撃させる。 岩は段々と崩れていくが、最後の一撃が足りない。 「くそっ……もう駄目なのか……?」 下を向こうとすると、俺の肩に触れる者が一人……いや一匹。 「エムリット……? 俺たちを助けてくれるのか?」 返事は出さないものの、既に攻撃態勢は整えたという表情をしていた。 「じゃあ頼むぞ……エムリット、岩を破壊してくれ!」 俺の指示を聞いたエムリットが念力波を繰り出す。それで岩は完全に崩壊した。 「やった……ついに崩れた」 目の前にポッカリ開いた穴を見る。 「皆ありがとう……ボールに戻ってくれ」 五体のポケモンはそれぞれボールに戻っていく。後はひたすら降りるだけだ。 「やったね、ナナシ君! 君なら出来ると思ったよ」 「あ…ありがとう」 顔がにやける。皆の役に立てたのが嬉しい。 「よし、さっさと降りるぞ! もう時間が無ぇ!」 ジャイアンの一喝で現実に戻る。 「ああ分かった、早く―――」 エムリットが青い顔をしている。なんでだ? 岩は破壊したのに…… 『うわぁぁぁああぁぁぁぁああぁぁあぁぁあああ!!』 のび太の悲鳴で天上を見上げる。 そこには、轟音と共に俺たちを襲おうとする大量の岩があった――― ナナシ ルカリオLv52、クロバットLv49、ロトムLv47、 ラグラージLv50、グレイシアLv48 次へ
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アクシズを地球に落下させ「核の冬」を引き起こそうとするシャアと「人の心の光」を信じるアムロとの最後の戦い 地球連邦軍 ミッション レベル 勝利条件 敗北条件 制限時間 出撃不可 解放条件(~クリア) 入手可能パーツ 5thルナ ★ ヤクト・ドーガ(ギュネイ専用)の撤退 なし 5 00 地上・水中専用機 初期 カスタムシールド br;チョバムアーマー ネオ・ジオン追撃 ★★ ギラ・ドーガ(レズン専用)の撃墜 ラー・カイラムの撃墜 6 57 地上・水中専用機 5thルナ チョバムアーマー ルナツー防衛戦 ★★★ 敵船艦の殲滅 なし 9 58 地上・水中専用機 ネオ・ジオン追撃 チョバムアーマー 宇宙の虹 ★★★★★ νガンダムの撃墜 20 00 地上・水中専用機 ルナツー防衛戦 ハイブリッドアーマーβ ムーバブルフレーム ハロ ※普通に買える機体は性能的にパッとしない。できれば事前にスタークジェガンを用意しておきたいが、リガズィでも何とかなるといえば何とかなる。ビームライフルの扱いに慣れておこう。 ルナツー防衛線では条件を満たすと右のエリアに移動できるようになるが、うかつに侵入するとジャルムフィン×3に瞬殺される結果に。彼らはかなりの強敵なので腕試しでもなければ近寄らないのが吉。クリアするだけならヤクト・ドーガのいる下のエリアもいく必要はない。 ネオ・ジオン ミッション レベル 勝利条件 敗北条件 制限時間 出撃不可 解放条件(~クリア) 入手可能パーツ 地球寒冷化作戦 ★ リ・ガズィの撃墜 - 5 00 地上・水中専用機 初期 チョバムアーマー 陽動作戦 ★★ νガンダムの撃墜 - 13:00 地上・水中専用機 地球寒冷化作戦 チョバムアーマー ルナツー制圧作戦 ★★★ 敵船艦の殲滅 - 13 00 地上・水中専用機 陽動作戦 チョバムアーマー アクティブサスペンション リニアシート 忌まわしき記憶とともに ★★★★★ ラー・カイラムの撃沈 レウルーラの撃墜 20 00 地上・水中専用機 ルナツー制圧作戦 準サイコミュ ハイブリッドアーマーβ 強化型サスペンション br;Iフィールド発生器 ※初期機体のギラドーガが優秀。特に乗り換えなくても十分クリア可能。νガンダムはSPアタックをきっちりガードすることさえ忘れなければそこまで苦労する相手ではない。
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ザクII(シャア専用) 所属 ジオン公国 コスト 1 レア度 SR 所持スキル 先制付与【全体】Ⅰ 地形特性 地 ○ 地形特性 砂 △ 地形特性 雪 △ 覚醒後スキル 先制付与【全体】Ⅰ+ 地形特性 水 △ 地形特性 宇 ○ HP 1550 代表登場作品 機動戦士ガンダム 近接兵装 860 遠隔兵装 900 装甲 732 機動力 21 占拠力 9 演算力 11 ギャン 所属 ジオン公国 コスト 8 レア度 SR 所持スキル 貫通攻撃【HP回復】Ⅰ 地形特性 地 ○ 地形特性 砂 ○ 地形特性 雪 △ 覚醒後スキル 貫通攻撃【HP回復】Ⅰ+ 地形特性 水 △ 地形特性 宇 ○ HP 1550 代表登場作品 機動戦士ガンダム 近接兵装 1151 遠隔兵装 1115 装甲 760 機動力 15 占拠力 9 演算力 9 グフ(ランバ・ラル専用) 所属 ジオン公国 コスト 9 レア度 SR 所持スキル スタン攻撃Ⅰ 地形特性 地 ◎ 地形特性 砂 ○ 地形特性 雪 △ 覚醒後スキル スタン攻撃Ⅰ+ 地形特性 水 △ 地形特性 宇 × HP 1550 代表登場作品 機動戦士ガンダム 近接兵装 1130 遠隔兵装 1060 装甲 870 機動力 14 占拠力 6 演算力 17 ハロ 所属 ジオン公国 コスト 1 レア度 SR 所持スキル 合成経験値アップⅢ 地形特性 地 ○ 地形特性 砂 ○ 地形特性 雪 ○ 覚醒後スキル 地形特性 水 ○ 地形特性 宇 ○ HP 100 代表登場作品 近接兵装 0 遠隔兵装 0 装甲 0 機動力 0 占拠力 0 演算力 0 ドム 所属 ジオン公国 コスト 8 レア度 HR 所持スキル 十字攻撃Ⅰ 地形特性 地 ◎ 地形特性 砂 ◎ 地形特性 雪 ○ 覚醒後スキル 十字攻撃Ⅰ+ 地形特性 水 △ 地形特性 宇 × HP 1400 代表登場作品 機動戦士ガンダム 近接兵装 785 遠隔兵装 785 装甲 860 機動力 12 占拠力 10 演算力 6 ザクII(シャア専用) 所属 ジオン公国 コスト 7 レア度 HR 所持スキル 演算力強化【自身】Ⅱ 地形特性 地 ○ 地形特性 砂 △ 地形特性 雪 △ 覚醒後スキル 演算力強化【自身】Ⅱ+ 地形特性 水 △ 地形特性 宇 ○ HP 1400 代表登場作品 機動戦士ガンダム 近接兵装 610 遠隔兵装 600 装甲 662 機動力 17 占拠力 8 演算力 11 ザクⅠ(黒い三連星専用) 所属 ジオン公国 コスト 7 レア度 HR 所持スキル 占拠力強化【自身】Ⅱ 地形特性 地 ○ 地形特性 砂 △ 地形特性 雪 △ 覚醒後スキル 占拠力強化【自身】Ⅱ+ 地形特性 水 △ 地形特性 宇 ○ HP 1400 代表登場作品 機動戦士ガンダム 近接兵装 813 遠隔兵装 830 装甲 600 機動力 10 占拠力 13 演算力 5 ハロ 所属 ジオン公国 コスト 1 レア度 HR 所持スキル 合成経験値アップⅡ 地形特性 地 ○ 地形特性 砂 ○ 地形特性 雪 ○ 覚醒後スキル 地形特性 水 ○ 地形特性 宇 ○ HP 100 代表登場作品 機動戦士ガンダム 近接兵装 0 遠隔兵装 0CENTER BGCOLOR(#ddd) 装甲 0 機動力 0 占拠力 0 演算力 0
https://w.atwiki.jp/nobita_in_pokemon/pages/227.html
前へ デボン・コーポレーションの御曹司で元ポケモンリーグチャンピオン。 ダイゴの静かな中に見え隠れする威圧感に、さすがのアスナも動揺を隠せない。 「厄介な奴が現れたわね。しかしこのグラードンに勝てるかしら?」 ダイゴはフライゴンを自らの傍に呼び戻す。 「さて少しだけ頑張ってもらうよ、フライゴン」 「2対1でいいのかしら、後で負けた言い訳にされちゃたまらないんだけど」 アスナはユレイドルとグラードンで牽制する。 しかしダイゴは顔色一つ変える事無くその言葉を受け流している。 その態度に気分を害したアスナは無言で2体のポケモンを促す。 それに呼応してユレイドルのソーラービームとグラードンの大文字が発射された。 光と炎が混ざり合い、我先にとフライゴンに炸裂する。 「ふん、他愛もない」 そう言うアスナの余裕の笑みも、その直後に砂煙から見える光景にかき消される。 「アスナ君、力押しの戦い方でチャンピオンを倒せると思っているのか?」 フライゴンが展開した防御フィールドが全ての攻撃を弾いている。 「ちっ……まもって攻撃を防いだのね。しかしこちらの攻撃は途絶えることはないわよ」 守るは連続で出すとその成功率は落ちてしまう技だ。 次の攻撃は防げない。 二回目の大文字とソーラービームがチャージされ、即座に発射される。 しかしダイゴは全く動じない。 「単調な攻撃だ……甘いな」 フライゴンはその身を地中に沈め、攻撃を回避した。 「次はあなをほるで逃げたっての……チャンピオンの戦い方ってのは その場しのぎの逃げの一手なのかしら?」 アスナが笑う。 そう、このターンの攻撃を回避したとて、 次に地中から現れれば無防備な姿を晒すことになる。 その時点でアスナの勝利だ。 2体のポケモンはその瞬間を逃すまいと攻撃態勢で構えている。 地中がわずかに盛り上がった。 『来る!』 アスナがそう思った瞬間、フライゴンが地中から飛び出し、グラードンに突撃する。 ダメージを受けたグラードンは思わず怯んで攻撃をやめてしまう。 「グラードン、何をしてるの!」 「王者の印の効果があったようだね。まぁグラードンの攻撃は受けるつもりだったが」 しかしユレイドルのソーラービームの照準はフライゴンを完全に捉えていた。 「けどソーラービームは直撃ね、吹き飛べっ!」 しかしアスナのその歓声を無視するかのように ユレイドルはソーラービームのチャージを続けている。 「そんな馬鹿な……チャージが終わっていないなんて!」 アスナの疑問にダイゴが答える。 「私が何の策もなく時間を稼いでいたと思っているのかい?」 ダイゴの背後で爆発が起こる。 その爆風の中から現れたのはなんとレックウザとボーマンダ。 「ナギのレックウザ……まさか!」 そう、レックウザの特性はエアロック。 全ての天候による効果をリセットしてしまうのだ。 ナギも目の前の状況を見て苦い顔をする。 「ここは…アスナのところまで誘導されたというの」 伝説のポケモンは互いがその特性を侵し合う存在、 だからナギ達もわざわざ離れて戦っていたのだ。 ジャイアンがダイゴの元に駆け寄る。 「ダイゴさん、作戦大成功だぜ!」 「ご苦労さん、タケシ」 ナギとアスナは合流し、二人の前には3体のポケモン。 対するジャイアンとダイゴはボーマンダとフライゴン。 「3対2、天候をリセットしてもそちらの不利は変わらないようね」 アスナの言葉にニヤリとするジャイアンとダイゴ。 「3対2?違うぜ、こっちも3人だ!」 ジャイアンの声と共に空から現れたのは流線型の美しいフォルムの赤白のポケモン。 ダイゴ達の背後から現れたのは…… 「3人目は僕だっ!」 「の、ノビタ!!」 対峙する6体のポケモン。 まず先に動いたのはダイゴのフライゴンだ。 「グラードンにすなをかけろ!」 フライゴンが砂を巻き上げ、グラードンの目をつぶす。 「まもる、あなをほる、すなかけ……完全にサポートに特化してるわね」 アスナは憎々しげに睨みつける。 グラードンの大文字は命中率に若干の不安があるのだ。 そして地震は彼らのポケモンに通用しない。 残る技は眠ると噴火しかないのだ。 続いてジャイアンのボーマンダが行動した。 「レックウザにドラゴンクロー!」 ボーマンダのドラゴンクローがナギのレックウザに命中する。 攻撃を受け、激しくのたうちまわるレックウザ。 「ど、どういうこと?」 ナギが焦るのも無理はない。 なぜかそのダメージ量が最初の遭遇時に食らった一撃よりかなり大きいのである。 『何かがおかしい』 アスナもレックウザの苦しみ様を見て何かがおかしいことに気がついたようだ。 しかしそれを考える間もなく、のび太のラティアスが波状攻撃をかけてくる。 「よし、トドメのりゅうのいぶきだ!」 ナギのレックウザが身構える。 いくら効果抜群とはいえ、竜の息吹のダメージなら なんとか耐えることができるはずだ。 これを耐えれば、後はこちらの圧倒的な攻撃力で 敵の主力であるラティアスを撃破してしまえばいい。 しかしナギの計算は脆くも崩れさった。 ラティアスから放たれた衝撃波は その一撃でレックウザの体力を全て奪ってしまったのだ。 「きゃああああああっ!」 乗っていたナギごとその巨体が落下していく。 瀕死になったレックウザはマスターボールに格納され、 体を横たえるナギだけが取り残された。 「ううっ……竜の息吹があんなに攻撃力があるはずないわ……」 伝説のポケモンの1体であるレックウザがわずか1ターンで撃破されてしまった。 「対策さえしていれば例え伝説のポケモンというど、どうということはない」 ダイゴは諭すように言い放った。 レックウザが撃破されたことで再び日照りがその場を支配する。 しかし、たとえソーラービームが連射できたとしても この不利な状況と不可解な謎は変わらない。 『ここはツツジに任せて、一旦退却すべきね』 アスナはナギに目配せすると、グラードンに地震を命令する。 「うわぁっ!」 ポケモン達は浮遊しているので影響はないが、 のび太達はその揺れの凄まじさに一瞬注意を逸らしてしまう。 その隙にアスナとナギはいずことなく姿を消してしまった…… 目覚めのほこら。 最深部にいるのはヒースとの戦いを回避したツツジ。 目の前には人ひとりが通れるほどの穴があいている。 「静かになったわね……どうやら他の女達は全員失敗した、ということかしら」 しかし賢明な出木杉はさらにもうひとつ手を打っていた。 ツツジのポケモンでルネの地盤を破壊するという最後の作戦だ。 その為にレジスチルとレジアイスはすでに街の東西の地下に潜らせてある。 「さて、景気よく吹き飛ばしてフィナーレとしましょうかしら」 しかし、2体のレジ系ポケモンが掘った穴から二つの光が現れ、 ツツジのボールに収められてしまう。 「レジアイスとレジスチルが瀕死になっている……」 さっきのは2体のポケモンが倒され、戻ってきた光。 「ふふふ、ボクはルネジムでの不自然な撤退からずっと君をマークしてたのさ……」 「……誰かしら?」 穴から現れたのは特徴的な髪型をした一人の少年だ。 「あんたは……たしか前に半殺しにした……」 そう、スネオという少年。 元・出木杉様の仲間だったグループの一員だ。 「出木杉も頭はいいんだけど、作戦にズルさがないよね」 スネ夫がいやらしい笑みを浮かべる。 そう、今回の戦いはダイゴとスネ夫の共同立案だったのだ。 「出木杉様と頭脳で張り合おうとは無謀もいいところね」 「そのご自慢の出木杉様の作戦はことごとく失敗してるじゃないか」 口の減らないスネ夫の態度に怒りを顕にするツツジ。 「出木杉様の作戦が失敗したのはあの女たちが腑甲斐なかったからよ…… でも私は違うわ」 「違う?」 スネ夫の疑問にツツジは無言で親指で合図する。 スネ夫がその指の示す先を目で追うと、そこにはぽっかりと穴が空いていたのだ。 「……まさかっ!」 「そう、そのまさかよ」 スネ夫はツツジのしたことを瞬時に理解した。 「倒されたレジロックを復活させていたのか……」 「ご明答」 しかもレジロックが掘った先はルネジムの真下だ。 あの位置で大爆発されれば避難所であるジムは湖に沈んでしまう。 「レジロックが瀕死だと思い込んでいた考えの浅さが敗因ね、ふふふ」 勝ち誇るツツジとガタガタと震えるスネ夫。 しかし、スネ夫の動きは突然止まった。 「『敗因ね、ふふふ』だって。ぶはははは!」 「な、何がおかしいの!」 そういうツツジの背後の穴から突然レジロックが弾き飛ばされてくる。 「な、なにッ!」 「フロンティアブレーンが全員上にいると思い込んでいた考えの浅さが 敗因じゃの、ふぉふぉふぉ」 そこにいたのはケッキング、そしてパレスガーディアン・ウコンだった。 「う、裏切り者のウコン…まさかこんな隠し玉がいたとはね」 倒されたレジロックを回収するツツジ。 スパイだったウコンを戦いに出すとは想定外だった。 『こいつらの人の良さには反吐が出るわ』 しかし今回は結果的にそのウコンが作戦を妨害した。 「今回は引き下がるしかないようね……まぁ、ここにウコンがいるなら 上はその分手薄ということ……」 ツツジは穴抜けの紐を使うとその場から姿を消した。 「上が手薄……まだ何かあるっていうのか?」 スネ夫はツツジの最後の言葉がひっかかっていた。 おそらく地上の戦いはこちらの勝利で終わっているだろう。 ルネシティの壊滅という出木杉の目的は阻止できたはずだ。 考えが煮詰まり、スネ夫は頭をかきむしる。 「大丈夫かの?」 心配するウコンを見て、スネ夫はある考えが浮かび上がる。 「そ、そうか…まずいぞ!」 スネ夫は急いで穴抜けの紐を使う。 スネ夫は出木杉の真の目的に気が付いたのだ。 そう、ルネシティの破壊などついでの事、陽動だったのだ。 「出木杉の真の目的はウコンさんの失敗の穴埋め、そう…しずかちゃんの誘拐だ!」 ルネシティ。 再会したジャイアンとのび太はがっしりと握手をかわしていた。 「ジャイアン、助かったよ」 「おう、心の友のピンチには必ず駆け付けるぜ!」 そんな二人の肩をダイゴが叩く。 「よくやったな、二人とも」 二人がダイゴの顔を見上げた瞬間、事件は起こった。 「きゃああああああーーーっ!」 悲鳴の上がったほうを向くと、フロンティアブレーン・ジンダイと、 その肩に担ぎあげられたしずかが目に入った。 「すまんな、彼女はいただいていく」 「しずちゃんっ!」 ジンダイはチルタリスを出すと、その背に乗って空に飛び上がっていく。 「のび太さん、のび太さんっ!」 「しずちゃん!」 次の瞬間、凄まじい速度でチルタリスは空の彼方に消えていった…… すぐに後を追おうとしたのび太はダイゴに止められた。 のび太の最大の主力であるラティアスもかなりのダメージを負っている。 今追い掛けて出木杉にでも遭遇すれば、まず勝てないだろう。 出木杉に勝てる唯一の希望であるラティアスを持つのび太を、 失うわけにはいかないのだ。 焼け落ちた建物から黒煙が上がっている。 多大な犠牲を払いつつ、そしてしずかをさらわれたが、 のび太達はルネを守り切ったのだ。 その夜。 海上で発見されたドラえもんはポケモンセンターで治療を受けているが、 まだ回復の見込みはない。 そしてのび太、ジャイアン、スネ夫の三人は再会の喜びもなく、 しずかを誘拐された傷を隠しながら三人でドラえもんの様子を見ていた。 ヒースとウコンは街の復興作業に手を貸している。 彼らのリーダー的存在だったジンダイの裏切りはショックだろうが、 彼らはそれを顔に出さずに廃材の撤去作業を行なっていた。 そしてダイゴは目覚めのほこらの最深部にいた。 しばらく待っていると、何もない空間から突然扉が現れる。 「きたか」 「遅くなってごめんなさい」 現れたのはドラミだ。 「全ては君のシナリオ通りになっているようだね」 ダイゴはそう言いながらも警戒を緩めようとはしない。 それはドラミの奇妙な力と、この世界の法則を変えた恐怖からだ。 「ドラミ、私は君が恐ろしい……タケシのボーマンダの攻撃を見て確信したよ」 「恐ろしい…確かにそうかもしれないわね」 そう、ダイゴは自らの知る世界の法則が変わっていたのをこの目で見たのだ。 あの時のボーマンダのドラゴンクロー。 特殊攻撃であるはずのドラゴンクローは物理属性に変化していた。 だから、本来攻撃の能力の高いボーマンダのドラゴンクローは ダメージ量がアップしたのだ。 そしてラティアスが放った竜の息吹。 あれはダイゴが前もってのび太救出に向かうマホとナホに預けた技マシンを、 のび太がラティアスに使用したものだ。 しかしあれは竜の息吹ではない。 「竜の波動」……ダイゴも知らない未知の技だったのである。 「世界の法則が変わり、しかも未知の技まで……これも全部君がやったというのか」 ドラミは申し訳なさそうにダイゴに頭を下げる。 「あの出木杉さんに勝つには、出木杉さんも把握できない状況にするしかないの」 そしてこの混乱に乗じて出木杉達を打倒する。 それがこの世界を救う方法だと、ドラミは静かに語った。 「でもなぜだ、なぜノビタやタケシ達がやらなければならないんだ。 私たちで出木杉を倒せば……」 「それはダメ。出木杉さんを倒すのは彼らでなければならないの」 そう、それこそがドラミの目的なのだ。 ダイゴとドラミはいくつかの打ち合せを済ませると、ダイゴは地上に帰っていった。 ドラミはひとり残される。 「これでポケモンのデータはダイヤモンド&パールに上書きされた…」 のび太達が暮らす本来の世界ではまだ発売も去れていないDS版ポケットモンスター。 タイプで物理と特殊が分かれるのではなく、技ごとに属性が設定されている世界。 そして新たなる技を会得していくポケモン達。 ドラミが本来存在しないはずのエレキブルを出したとき、 この世界のポケモンのバトルデータはダイヤ&パールが基準となったのだ。 この混沌化した状況なら、のび太達にも勝利の道が見えてくるはずだ。 「私もフィナーレに向けて準備をしなければ……」 ドラミは再びどこでもドアの向こうに消えていった。 次へ
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新ギレンの野望 機体データ ジオン系 ・機体 ジオン系 ア行 ・機体 ジオン系 カ行 ・機体 ジオン系 サ行 ・機体 ジオン系 タ行 ・機体 ジオン系 ナ行 ・機体 ジオン系 ハ行 ・機体 ジオン系 マ行 ・機体 ジオン系 ヤ行 ・機体 ジオン系 ラ行 ・機体 ジオン系 ワ行
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無双龍ジオン・ガラムタ UC 自然 (5) クリーチャー アース・ドラゴン/エイリアン 4000 ■このクリーチャーが攻撃するとき、相手はS・トリガー付きの呪文を唱えることができない。 f)「僕の最高傑作、あのガラムタ完全再現なり。と思ったのだが…、何か足りないような…。」「いいんじゃないですか?」「いや、勝つためだ。勝つために…よし私の天才的脳を少し…」「やめて下さい!!」AquariasとGeminiの会話 ホワイト Aquariasの発明により作られたクリーチャー。 シンパシーとSトリガーのクリーチャーへの対応を忘れてますが、単色でコストも軽いのがいい所です。 名前 コメント
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第四話裏 しずか「さて、 ここがおつきみやまね」 しずかは一番はやくおつきみやまに着いた まあ当たり前といえば当たり前だが しずか「何かしら あの行列は」 へいやっしゃいらっしゃい 伝説のポケセンコイキングがたったの500円! しずか「くだらない… いくわよディグダ」 しずかはおつきみやまに入った スネオ「おい 出来杉! 」 出来杉「……………………」 スネオ「出来杉!!!!!」 出来杉「………………ふぅ 燃え尽きちまったぜぃ」 スネオ「だめだコリャ」 スネオはトキワの森を出た ニビシティ ジャイアン「よし! さっそきジムに挑戦だ! ん? 『 ニビポケモンジムリーダータケシ認定トレーナー! のび太 ドラえもん しずか』?あいつら…」 ジャイアンはのび太たちに先を越されたのがショックだったようだ タケシ「お、 挑戦か?」 ジャイアン「おう! 手軽に一対一で行こうぜ」 ジャイアンははやく終わらせたいがために無茶な注文をした タケシ「基本的に一対一はない アニメだけだ」 ジャイアン「い い か らはやくしろ」 タケシ「ひいっ わ、わかった」 タケシ対武がはじまった ジャイアン「ミニリュウ! りゅうのいかり!」 なんとイワークは一撃だった タケシ「………………………これなら2匹でもいっし」 ジャイアン「とっととバッヂをよこせ!」 ジャイアンはほとんど横暴でジムバッヂを手に入れた ニビシティ スネオ「あ、ジャイアン!」ジャイアン「スネオか」 ドラミ「あら 二人とも」 三人が向かい合ってしまった ジャイアン「目が合えばやる事は…」 スネオ「一つだね」 ドラミ「勝負よ!」 ジャイアンはミニリュウ スネオはラプラス ドラミはガーディを出した ジャイアン「ドラミ お前のガーディ なんでそんなにレベルが低いんだ? 」 ドラミ「この子も育てなくちゃ」 スネオ「意味が分からんぞ!」 ドラミ「いずれわかるわ」 スネオ「まあいい ラプラス ガーディにみずでっぽう!」 ジャイアン「なら俺もミニリュウ! りゅうのいかり! 」 ドラミ「もどれ! そして出ろ! ガルーラ」 ジャイアン「な……」 スネオ「なんだと?」 ガルーラにみずでっぽうとりゅうのいかりは命中したが4分の1しか効いていない ドラミ「ミニリュウはやっかいね… ガルーラ! 冷凍パンチ! 」 ジャイアン「なんでそんな技…」 そう サカキのガルーラはエメラルドでパンチ系をすべて覚えさせていた! ジャイアン「ミ、ミニリュウ」 いうまでもなくミニリュウはひんしになった ジャイアンはめのまえがまっくらになった スネオ「う、うわあ…」 スネオは逃げ出した! ドラミ「あいつが逃げ出したせいで経験値が…」 したっぱ「見つけた! 右耳にリボン 間違いない!」 したっぱはドラミに近付いていった ドラミ「きゃあ! あなただれ?」 したっぱ「そのガルーラの持ち主だ! 返してもらう!」 ドラミ「返すものですか! これはもう私のものよ!!」 したっぱ「くそう 力づくでとりかえす!」 ドラえもん「さあ おつきみやまに行こう」 のび太「うん でもそのまえにきみはポケモンを捕まえてた方がいいよ 」 ドラえもん「………そうだね」 ドラえもんはくさむらに入った がさっ ドラえもんはかまえた 野生のコリンクが現れた! ドラえもん「なぜ僕には未来のポケモンしか出ないんだ?」 正確にいえば地方が違うである ドラえもん「まあいい いけ! ラルトス」 ドラえもんはコリンクを捕まえる事に成功する のび太「コリンクといえば… 僕が現実で使ってた奴だ」 ドラえもん「そうだね」 のび太「?(ドラえもん なんか最近元気がないな)」 出来杉「うおおおぁぁ」 出来杉は必死に修行をしていたのだった… 第四話 裏 完
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19ページ目 のび太「察しがいいな出木杉。さすがだよ」 出木杉「あらかじめ日記」 のび太「正解。前にドラえもんが寝ている時に書いたんだ。これまでの事を事細かに。だからあらかじめ勝ちが決定してる。出木杉。君は僕が手をかけるには勿体無いから別の死に方を書いたよ」 出木杉「・・・」 のび太「これから先の事もあらかじめ日記に書いた。僕は捕まる事もないし幸せも保証されている」 出木杉「僕の・・・死因は・・・」 のび太「悟った?」 出木杉「自殺」パンパンパン のび太「・・・楽しかったよ出木杉くん。けど、ゲームオーバーだ」 完 トップへ
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のびハザSecond 制作者:Second氏 制作ツール:RPGツクール2000 概要 Easy Typeをベースに、研究所を脱出した後ののび太達を描いた作品。 諸設定 キャラは現状キャラを使用 ストーリーは本家以降の続きを想定した全くのオリジナル。ただしaaa氏による正式な続編ではなく、あくまで非公式なもの。正式な続編をプレイしたい方は本家のびハザ2をプレイしてください。 手榴弾が使用可能になった。 途中の選択肢により、操作できる人物が変わる(のび太含め4人) 選択肢により、探索区域が異なってくる(最終的に合流) 戦闘の難易度が高く、後半になればなるほどボスが手強くなっていく その他 現時点で本編は未完成であるため、クリアは不可能である。間違ってもクリアの仕方が判らない等、スレで質問しないように。 現在は研究所MAPが完成し、脱出直前までプレイできる。 最新版が公開されてから、一年以上更新がない。作者が失踪している可能性があります。